INTERVIEW

一緒に海の世界を楽しんだ皆さまに、
アポロとのかけがえのない思い出を

語っていただきました。

Vol.1

jun 04 2025 INTERVIEW

篠宮 龍三

プロフリーダイバー
アプネアワークス株式会社 代表


アポロ製品は他社にないユニークな視点をもとにギアを製品化し、長く愛される商品を作り続けている点がいいですね。

CWT-115mおよびFIM-104m日本記録保持者。2009年、ジャック・マイヨールの自己記録105mをアジア人として初めて超える。2010年、アジア初開催となる世界選手権を沖縄に誘致し日本代表として銀メダル獲得。2016年に現役を引退し、現在は沖縄でスクールを運営、各地でツアーを開催している。世界中の鯨類やフリーダイバー、水中モデルなどの撮影を行い国内外の雑誌、広告、CMなどに
起 用 さ れ る 。著 書 に『 H E R I T A G E 』『 ブ ル ー ゾ ー ン 』『 心 の ス イ ッ チ 』『 素 潜 り 世 界
一』など。

オフィシャルサイト
https://apneaworks.com

ーー当社と初めて関わったきっかけや経緯を教えてください。

2004年から約4年間、創業者の服部様のご厚意により、フリーダイビングの競技者としてサポートしていただきました。
2005年から2007年のシーズンで国際大会で3年連続総合優勝をすることができました。また2008年にはアジア人初となる水深100mに到達することができました。
アポロさんのウエットスーツを着て世界で戦い、ささやかながら結果を残すことができてとても嬉しく思います。
※この時、日本代表は全員アポロのスーツで出場したそうです。その時のスーツは日本人初の100m超えモデル、篠宮さんのシグニチャーモデルとして、当時のアポロカタログで紹介されました

ーー当社と一緒に変化や成長を遂げた、また何かの転換期となった、などの出来事はありますか?

やはり2008年の水深100m達成が最も大きな転換点となりました。アジア人でもできるんだということを証明することができたと思います。サポートにとても感謝しております。そのほかにもバイオフィンを競技で使用できないか、ということを取り組みました。プールでの潜水で25mのタイムを測りながら、どのような泳ぎ方やスピードがもっとも効率が良いか、などを探りました。

ーー当社と初めて当社の製品で、思い出深い製品があれば教えてください。​​

やはり内容積が小さく、フィット感に優れたバイオメタルマスクとプロペラ効果で少ない力で進むバイオフィンですね。
特にバイオフィンは天然ゴムを使用したとても贅沢な逸品で発想のユニークさが印象に残っています。提供されたスーツもとても柔らかくて動きやすいスーツでした。
アポロ製品は他社にないユニークな視点をもとにギアを製品化し、長く愛される商品を作り続けている点がいいですね。

ーー60周年記念に寄せて、当社へのメッセージをお願いします!

60周年本当におめでとうございます。
日本のダイビング業界をこれからも独自の商品群でさらに盛り上げてください!またフリーダイビング業界へのサポートもいつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
そしてこれまでロングランを続けている商品をこれからも変わらず作り続けてください!